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第2回橋梁工事雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社原建の中西です。

イベント盛り沢山なこの季節、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、本日は第2回橋梁工事雑学講座!

今回は、橋梁工事の種類と特徴についてです。

 

 

橋梁工事の種類と特徴

橋梁工事には、さまざまな種類があり、それぞれ異なる構造と用途があります。

橋の構造や設置する場所によって選ばれる種類が異なり、それぞれに特有のメリットとデメリットがあります。

この回では、代表的な橋梁の種類(桁橋、アーチ橋、吊橋、斜張橋など)について解説し、特徴や設置に適した場所について詳しく説明します。

 

桁橋(けたばし)

桁橋は、最もシンプルな構造を持つ橋です。

橋桁と橋脚で橋全体を支える構造で、施工が比較的容易で、コストも抑えられるため短いスパンの橋に多く用いられます。

桁橋は、支柱の間隔が短く、構造が安定しているため、小さな河川や低い谷間にかけられることが多いです。

デメリットとしては、スパンを長くすると橋の自重でたわみが発生しやすいため、大規模な橋には不向きです。

 

アーチ橋

アーチ橋は、アーチ状に曲がった桁を支えにしている橋で、美しいデザインが特徴です。

アーチ構造により力が分散されるため、耐荷重性に優れており、長い距離を支えることが可能です。

日本では、山間部や渓谷にかかることが多く、観光地などの景観にも馴染みやすい構造です。

建設コストはやや高めですが、耐久性に優れ長期間にわたって使用できるため、費用対効果も高いと言えます。

 

吊橋

吊橋は、橋桁をケーブルで吊るし、主塔から吊り下げる構造を持つ橋で、スパンが長くても対応可能なため、峡谷や広い河川の上などに設置されます。

日本では東京湾アクアラインの「東京ゲートブリッジ」などが有名です。

吊橋は柔軟性が高く、地震や強風にも強いのが特徴です。

一方で、強度を保つためにメンテナンスが必要となり、長期間の維持管理が必要です。

 

斜張橋(しゃちょうばし)

斜張橋は、主塔から橋桁へ斜めにケーブルを張り巡らせる構造を持つ橋で、耐震性や耐風性が高く、都市部や港湾に適しています。

設計の自由度が高く、デザイン性も高いため、景観に配慮した設計が可能です。建設費は高めですが、強度が高く大規模な交通に適した橋です。

 

 

以上、第2回橋梁工事雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

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