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第3回橋梁工事雑学講座

皆さんこんにちは!

有限会社原建の中西です。

 

本日は第3回橋梁工事雑学講座!

今回は、橋梁工事の流れと施工管理のポイントについてです。

 

 

橋梁工事の流れと施工管理のポイント

橋梁工事は、調査や設計、基礎工事から最終的な検査まで、綿密な計画と管理のもとで行われます。

この回では、橋梁工事の一般的な流れと、施工管理のポイントについて詳しく解説します。

 

 

安全かつ品質を確保し、予定通りに工事を進めるための管理体制が重要です。

橋梁工事の流れ 調査・設計:

橋梁工事の第一歩は、設置場所の地質や地形を調査することから始まります。

これにより、地盤の強度や土壌の特性がわかり、橋の構造設計に反映されます。

安全性と耐久性を考慮した構造設計が行われ、具体的な図面や施工計画が策定されます。

 

基礎工事:

設計が完了すると、次は橋の基礎を固める工事が始まります。

基礎工事では地盤に杭を打ち込み、橋全体を支える基礎部分を形成します。

これは橋梁の耐久性に関わる重要な工程であり、地震や風に対する強度が確保されるよう設計されています。

 

橋桁の組立・設置:

基礎工事が完了したら、橋桁(橋の主要部分)を設置します。

橋桁の組み立てには、クレーンや架設機材を使用し、高精度な作業が必要です。

組立作業は高所で行われることが多いため、安全対策が徹底されます。

 

舗装・仕上げ工事:

橋桁が設置されると、橋面の舗装や手すり、歩道などの仕上げ作業が行われます。

舗装材や防水加工を施し、橋梁全体の耐久性や安全性が向上します。

また、路面のペイントや標識の取り付けも行われます。

 

検査・引き渡し:

完成後は、強度試験や安全確認を行い、基準を満たしていることを確認します。

検査は第三者機関によって行われることが多く、これをクリアして初めて引き渡しが行われます。

必要に応じて調整や修正を加え、最終確認が完了したら工事が終了します。

 

 

施工管理のポイント

安全管理:

橋梁工事は高所作業が多いため、作業員の安全を確保することが重要です。

作業時には安全教育が行われ、保護具の着用や足場の整備、作業エリアの安全確認が徹底されます。

 

品質管理:

橋の強度や耐久性を保つため、使用する材料の品質や施工の精度が厳密に管理されます。

施工の段階ごとに検査が行われ、設計通りの品質が確保されるようにしています。

 

進捗管理:

工事が予定通り進むよう、工程ごとに進捗を確認し、工期内に完成できるように調整を行います。

天候や予期せぬトラブルにも対応しながら、適切な進行が求められます。

 

以上、第3回橋梁工事雑学講座でした!

次回の第4回もお楽しみに!

 

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